現在、全国各地に自動車販売店・買取店・オークション会場と数多くの場所で毎日、何千・何万台という車が売買されています。 しかし、販売後修復歴となりクレームになったり取引がキャンセルになる場合が多く見られます。では何故そういった事が起こるのでしょう? 各社それぞれに査定基準が設けてはありますが,統一された査定基準はないのが現状です。 売買に関して最も大事なのが査定です。査定なくして売買は成り立ちません。査定がしっかりできていれば、個人のお客様・業者の方も安心して取引ができます。 それはつまりお客様への信頼度向上につながります。 しかし、統一した査定基準は無く、修復歴見落としにより売買成立した車両がキャンセルになり損失が出たりしています。 近年ネットの普及により個人間取引も多く見受けられますが、一方では修復歴があるかもしれないという不安があり、購入に踏み切れないといった声を多々聞きます。 もう一つの問題点として査定員の不足問題があります。査定とは特殊な技術が必要でオークション会場によっては査定員が少数な為個人の外注が査定をしています。 当協会では現状の査定基準の見直し・査定員不足という問題点を改善すべく、的確な検査の出来る検査員育成・各販売店での査定基準の統一を目指します。 そして自動車業界・個人間取引においても、安心取引ができるような環境を作っていきたいと考えます。